
土山宿(つちやましゅく、つちやまじゅく)は、東海道五十三次の49番目の宿場である。現在の滋賀県甲賀市にあたる。
明治の鉄道交通では、坂下宿同様、鈴鹿峠の急勾配が蒸気機関車の仇となり、西寄りの寺庄経由となった。
鈴鹿馬子唄に「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」と歌われる。
土山宿へのアクセス:
近江鉄道・JR草津線貴生川駅より甲賀市コミュニティバス(あいくる)
※ 田村神社祭礼時のみ、JR関西本線亀山駅から鈴鹿峠を越える臨時バスが運行される。
土山宿の史跡・みどころ:
町の至るところに旅籠屋跡の石碑が建っている。
・田村神社
・道の駅あいの土山
・東海道一里塚跡
・うかい屋
・二階屋脇本陣跡
・東海道伝馬館
問屋場の様子を復元した展示の他、東海道・土山宿に関する展示が充実している。
・問屋場跡
・本陣跡
・大黒屋本陣跡
・高札場跡
・御代参街道分岐点 石碑
水口宿までの史跡・みどころ:
・垂水頓宮御殿跡
・一里塚跡
・旅籠 松坂屋跡
・三好赤甫句碑
・東海道土山今宿の碑